横浜が敦賀気比に5-0完勝、投打の実力発揮で夏の甲子園進出

高校野球の聖地・甲子園で、横浜市を代表する強豪校・横浜高校が、敦賀気比（福井）を相手に投打の調和の取れた試合運びを見せ、5-0で完封勝利を収めた。

序盤から主導権を握る展開

横浜は一回裏、四球と二塁打で無死二、三塁の好機を作ると、内野ゴロと犠飛で着実に2点を先制。続く二回には2死から駒橋、織田、奥村凌が長短打を絡めた攻撃で更に2点を追加し、試合の主導権を握った。

織田投手、完封で投手陣の底力を示す

先発の織田投手は、7安打3四球と走者を背負う場面もあったが、ピンチでは持ち前の球威を生かした投球で切り抜けた。日本の高校球児の実力を示す好投を披露し、チームメイトの好守備にも助けられ完封勝利を収めた。

敦賀気比、堅実な守備も及ばず

対する敦賀気比は、堅実な守備と投手の小刻みな継投で食い下がったが、横浜の攻撃を抑えきることはできなかった。伝統ある甲子園の舞台での熱戦は、横浜の総合力が勝る結果となった。