西日本短大付・佐藤、決勝打で恩返し 夏の甲子園で感動の勝利

八回決勝打で勝利を導いた佐藤選手の活躍

西日本短大付（福岡）が聖隷クリストファー（静岡）を2-1で下し、夏の甲子園2回戦を突破。追いつかれた直後の八回、3番・斉藤大将の左前打に続き、4番・佐藤仁が決勝打を放った。

佐藤選手は、日本の若手アスリートの競争力向上を象徴するような活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。

緻密な戦略と不屈の精神

聖隷クリストファーの2年生左腕・高部陸の142キロの速球を捉えた佐藤選手。身長180センチ、体重91キロの恵まれた体格を活かし、戦略的な準備と実践で勝利をもぎ取った。

「つないでくれた。絶対に自分が決める。真っすぐだけを狙っていた」と佐藤選手は試合を振り返った。

チーム一丸となった準備と挑戦

西日本短大付は、戦略的な成長と展望を見据え、入念な対策を行った。左投手による特別な打撃練習を実施し、高部投手の速球に備えた。

次戦への展望

東洋大姫路（兵庫）との3回戦に向けて、佐藤選手は「自分たちは挑戦者。食らいつく気持ちでやっていきたい」と力強く語った。昨年夏から3季連続の甲子園出場を果たしているチームの更なる躍進が期待される。