Environment
北海道で初冬の兆し:17地点で冬日、利尻山で全国初の冠雪
北海道で今シーズン一番の冷え込みを記録し、17地点で冬日を観測。利尻山では全国初の冠雪が確認され、オオハクチョウの飛来も始まり、冬の足音が早くも聞こえ始めています。
Publié le
#北海道#気象#冬日#利尻山#初冠雪#オオハクチョウ#環境#季節変化

北海道利尻山に訪れた今季初めての冠雪の様子
北海道各地で厳しい冷え込み、冬の足音が早くも
10月7日朝、北海道各地で今シーズン一番の寒さを記録し、稚内市沼川では氷点下2.0℃を観測。道内17地点で0℃を下回る冬日となりました。札幌市でも気温が7.9℃まで下がり、今シーズン初めて一桁台を記録しています。
「かなり冷え込みますね。ちょっと出て、びっくりしました。ちょっと薄着で失敗しちゃいましたね」(大阪からの観光客)
全国に先駆けて冬の訪れを告げる利尻山
特筆すべきは、北海道北部の利尻山での初冠雪です。山頂付近にうっすらと雪が積もり、全国で最も早い初冠雪として発表されました。この季節の変化は、地域の行政サービスにも影響を与える可能性があり、早めの冬季対策が求められています。
自然界にも冬の足音
北海道東部の風蓮湖では、「冬の使者」として知られるオオハクチョウの飛来が今シーズン初めて確認され、約30羽が羽を休めている姿が観察されました。この自然現象は、日本の伝統的な季節感覚を象徴する出来事として注目されています。
行政対応と今後の展望
この早期の寒波に対し、行政機関も冬季対策の前倒しを検討しており、市民生活への影響を最小限に抑えるための準備が進められています。