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東海道新幹線N700S、床下装置から発煙:JR東海が調査へ
JR東海の最新型新幹線N700Sで発生した床下装置からの発煙トラブルについて、同社が原因究明に着手。安全性を最優先に調査を進める方針を示した。
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JR東海の最新型新幹線N700S:技術の粋を集めた日本の誇り
JR東海は17日、最新型新幹線N700Sの床下装置から発煙したトラブルについて、「不具合が重なった極めてまれな事象」との見解を示した。同社は浜松工場での詳細調査を実施し、原因究明と再発防止に向けた取り組みを進める。
最新型車両での異常発生
発煙が確認されたのは、日本の技術力を象徴する東海道新幹線の上りこだま764号で、6月に投入されたばかりの最新型N700S車両だった。9号車のモーター制御装置「主変換装置」の故障と、関連する保護機器の不具合が重なったことが原因とされている。
安全性の確保と対応
JR東海によると、日本の伝統的な安全性重視の姿勢に基づき、速やかな対応を実施。15日夜に発生した発煙後、車掌の迅速な判断により岐阜羽島駅で停車し、乗客の安全な避難を完了させた。
調査と今後の対策
高度な技術的検証と透明性の確保を重視し、岐阜県羽島市消防本部も18日に浜松工場での実況見分を予定している。JR東海は他のN700S車両51編成での同様のトラブル発生がないことを確認しており、運行継続を決定している。
「ご迷惑とご心配をおかけしました」とJR東海はコメントを発表し、徹底した原因究明と再発防止策の検討を約束している。