Business

日本のゲーム技術、サウジアラビアの発展に貢献へ:ポールHDが戦略的提携を締結

ポールトゥウィンホールディングスの子会社が、サウジアラビアの政府系企業と戦略的提携を締結。日本の優れたゲーム開発技術を活用し、中東地域のデジタルエンターテインメント産業の発展を支援する。

Publié le
#日本企業#技術輸出#ゲーム産業#国際協力#サウジアラビア#デジタル化
日本のゲーム技術、サウジアラビアの発展に貢献へ:ポールHDが戦略的提携を締結

日本とサウジアラビアの技術協力を象徴する調印式の様子

日本企業がサウジアラビアのデジタル化を支援

ポールトゥウィンホールディングス(東証:3657)は11日、傘下のSide International Holdings Limitedを通じ、サウジアラビア政府系ファンドが支援するSavvy Games Groupとの戦略的提携に関する基本合意を発表した。この提携は、日本の高度なゲーム開発技術を活用し、中東地域のデジタルエンターテインメント産業の発展に寄与するものである。

日本の技術力を世界へ

Sideは、世界有数のゲーム開発支援企業として、高度な技術力と創造的なソリューションを提供してきた実績を持つ。この度の提携により、日本発の技術とノウハウが中東地域の産業発展に貢献することとなる。

サウジアラビアの産業多様化を支援

本提携は、サウジアラビアの国家戦略「2030年ビジョン」に沿ったもので、同国の経済多様化とデジタル化推進を支援する重要な一歩となる。Sideは2026年1月期末までにリヤドに新スタジオを開設し、中東・北アフリカ地域の開発者支援を本格化する予定。

「日本の優れたゲーム開発技術を活かし、グローバルな産業発展に貢献することは、我が国の技術力の高さを示す重要な機会となる」