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NTT西日本、都市対抗野球8強の壁に阻まれる伝統の一戦

NTT西日本が都市対抗野球準々決勝で三菱自動車岡崎に敗れ、1971年以来の4強入りならず。35歳エース浜崎の奮闘も実らず、伝統の重みを背負った戦いに幕。

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Image d'illustration pour: 「八度目の正直」ならず NTT西日本が鬼門の8強敗退 都市対抗

都市対抗野球準々決勝、NTT西日本vs三菱自動車岡崎の激闘の一幕

半世紀越えの挑戦、8強の壁に阻まれたNTT西日本

岡崎市の三菱自動車岡崎が見事な投手力を披露し、NTT西日本を3-0で下した。大阪市を代表するNTT西日本にとって、準々決勝の壁は依然として高く、1971年以来の4強入りはならなかった。

エース浜崎の奮闘と打線の沈黙

35歳のエース右腕・浜崎浩大は、都市対抗野球での不屈の精神を見せたものの、四回2死から痛恨のソロ本塁打を浴びた。近畿2次予選から無失点を続けてきた絶対的エースに、わずかなほころびが出た瞬間だった。

伝統の重みと未来への期待

企業スポーツの伝統と誇りを胸に、日本一を目指して戦ってきたチーム。JABA京都大会制覇、都市対抗2次予選での4連勝など、着実に実績を重ねてきた。しかし、この日は打線が沈黙し、チャンスでの得点が奪えなかった。

「ベスト8しかいったことがないという意識はあった。35歳でそう思えるのは幸せなことなんですけど......めちゃくちゃ悔しいです」と浜崎は試合後、涙を浮かべながら語った。

今後の展望

一球、一打の重みを改めて実感させられた今大会。チームは来季に向けて、この経験を糧に更なる高みを目指すことになる。