俳優でモデルの長谷川京子さんが、幼稚園や学校の受験の場で母親に求められる所谓「お受験ファッション」に疑問を呈し、注目を集めている。2026年10月21日に配信されたPodcast番組「長谷川京子のうちにおいでよ」で語ったものだ。
長谷川さんは、紺色のワンピースなど体のラインを隠す装いが「正解」とされる風潮について、「なんで没個性みたいな格好しなきゃいけないんだろう」と問いかけた。この発言はSmart FLASH(光文社週刊誌)が伝えたところによれば、母親が子どもの受験の場で個性を抑えることへの息苦しさを示すものだった。
「体のライン、絶対見せないワンピースじゃなきゃいけない」
番組の中で長谷川さんは、お受験の場における母親の定番の装いについて具体的に触れた。「体のライン、絶対見せないワンピースじゃなきゃいけないから。紺の」と語り、母親が画一的な服装を強いられている現状に首をかしげた。
スポーツ紙記者の話として、Smart FLASHは「お受験の場では、母親は紺色のワンピースやスーツに、控えめなアクセサリーが『正解』とされ、少しでも目立てば、子どもの評価に響くのでは、と気をもむ母親は少なくない」と伝えている。
さらに長谷川さんは、就職活動の場面も含め、なぜ没個性な服装が求められるのかについても言及した。デイリースポーツ onlineの報道によれば、「出る杭は打たれる国民性なんで、個性がポジティブにとらえづらいんだろう」「秩序を乱すような印象を受ける人を嫌がる人は多いかもしれないですね」と話していたという。
日ごろの大胆なファッションとの落差
長谷川さんがこの話題に違和感を抱くのには、理由がある。ふだんからファッションを自己表現として楽しむ姿勢を貫いてきたからだ。
Smart FLASHの報道によれば、長谷川さんは2026年6月に胸元がタイトなへそ出しの私服を公開し、7月には背中がシースルーのレーストップスを披露した。8月には深く開いたVネックを着こなし、9月には20代で購入したというGIVENCHYの白いレースのハイネックトップスに黒のパンツを合わせた姿を見せた。
10月には化粧品ブランドのイベントへ、ラメが輝く黒ドレスで登場した。ノースリーブで背中とデコルテを大胆に見せた装いだったという。この姿について、中日スポーツは「圧巻のS字ボディライン」と伝え、48歳とは思えぬスタイルの維持ぶりが話題となった。
2児の母として、TPOへの理解も示す
長谷川さんは2008年にロックバンド「ポルノグラフィティ」の新藤晴一さんと結婚し、長男と長女の2人をもうけたが、2021年に離婚した。現在も子育てを続けながら芸能活動を続ける2児の母である。
番組では、TPOを踏まえた服装の必要性について一定の理解も示した。Smart FLASHの報告によれば、「個性を出す必要もないんだけどね、子どもの受験なので」と語り、受験の場では子どもが主役であることを認めている。
それでも、画一的な服装で「母親らしさ」を求める風潮に息苦しさを感じているようだ、と同誌の芸能担当記者は伝えている。
お受験ファッションとは何か
お受験とは、主に私立の名門幼稚園や小学校への入試を指す言葉である。受験当日、母親の服装が子どもの合否に影響するのではないかという不安から、紺やグレーの落ち着いたワンピース、華美でないアクセサリー、控えめなメイクといった装いが「安全牌」とされてきた。
この慣習は、日本社会特有の「和を以て貴しとなす」精神や、集団の中で目立ちすぎないことを美徳とする伝統的な価値観に根ざしている面もある。一方で、個性の尊重が叫かれる現代において、母親だけに画一的な装いを求めることの是非が問い直される場面も増えている。
長谷川さんの発言は、こうした伝統と個性の間で揺れる母親たちの本音を代弁するものとして、多くの共感を呼んでいる。
よくある質問
長谷川京子さんはいつお受験ファッションについて語りましたか?
2026年10月21日に配信されたPodcast番組「長谷川京子のうちにおいでよ」の中で語った。
お受験ファッションの定番とはどのようなものですか?
紺色のワンピースやスーツに控えめなアクセサリーが「正解」とされ、体のラインを隠す装いが一般的とされている。
長谷川さんはTPOへの理解も示しましたか?
「個性を出す必要もないんだけどね、子どもの受験なので」と語り、受験の場では子どもが主役であることを認めている。
