女優の安斉星来が、公開中の映画『うるわしの宵の月』で恋愛映画に初挑戦し、ヒロイン・滝口宵として過ごした撮影期間を通じて、俳優という仕事への思いを新たにした。2026年10月30日付のExciteのインタビュー記事で、安斉は「俳優をやっている自分を好きになれた」と語った。
やまもり三香の同名漫画を実写化した本作は、2026年10月23日に公開された。「王子」と呼ばれる高校2年生の市村琥珀(道枝駿佑)と、同じく「王子」と呼ばれる高校1年生の滝口宵(安斉星来)が織りなす、不器用で美しいラブストーリーだ。原作漫画は講談社「デザート」で2020年9月号から2026年12月号まで連載された。
台本になかった涙、そして初めての悔し涙
安斉にとって宵の役は、キャリアの節目となった。据Excite报道,撮影中は「ずっと宵ちゃんのことしか考えていませんでした」と明かす。普段はオンとオフの切り替えができるという安斉だが、今回は役のことが頭から離れず、それが初めての経験だったという。
作品をより良くしたいという思いと、役を全うする責任感から、思うように演じられず、初めて現場で悔し涙を流したこともあった。
「これが役者としての楽しみなのか」と思えた一方で、監督やプロデューサーが弱みを見せてもいいと思える環境を作ってくれたからこそ、自分をさらけ出せたと振り返る。
宵と重なる自分、原作への敬意
自身と役柄の共通点について、安斉は「私自身も『かわいい』と『かっこいい』なら、『かっこいい』と褒められる方が多いんです。そこは宵ちゃんとすごく重なるなと思いました」と語る。一度決めたことは最後までやり遂げたい性格も似ていたという。
道枝駿佑との共演については、「ビジュアルが琥珀に似ている」としながらも、「すごく繊細な方なんだろうなという印象でした。視野が広くて、細やかな気配りができる方だと思いました」と述べた。道枝は先頭に立って引っ張るというより、一歩引いたところから現場全体を支える座長だったと評価する。
原作ファンとしての敬意も演技の土台となった。現場ではスタッフが台本と漫画の両方を手に、手の組み方などの細かな仕草を確認しながら演じたという。監督からは「原作の形を再現することだけにとらわれなくていい」と声をかけられ、構えすぎず生身の表現を探ることができたと語る。
夏祭りのシーンで自然とあふれた涙
原作でも屈指の人気を誇る夏祭りのシーンでは、台本のト書きに「泣く」とは書かれていなかったにもかかわらず、自然と涙があふれたという。
「胸の中に溜めていた言葉を一気に吐き出したら、自然と涙が出てしまって。それが正解なのか自分では分からなかったので、監督に『泣いちゃいました』と相談して、何パターンも撮り直していたんです」と安斉は振り返る。
宵が琥珀に次第に惹かれていく心情については、「あごに触れられることも、男性に触れられることも初めての経験でした。迷惑だと思いながらも、自分の恋心に気づいていないだけだったんじゃないかと思うんです」と分析。感情をどの程度表情や仕草に出すかは監督と話し合いを重ね、「キュンにもいろいろな種類があっていいよね」と丁寧に探っていったという。
俳優という仕事への新たな決意
撮影を終えた今、安斉は「本当に出会えて良かったと思える役であり、作品でした。俳優という仕事を、俳優をやっている自分を好きになれたのかもしれません」と語る。「いろんな役に挑戦してみたいと心から思えるようになりましたし、今は何でもできる気がしています」と、今後の意気込みを示した。
『うるわしの宵の月』の見どころは
原作漫画は、講談社「デザート」にて2020年9月号から2026年12月号まで連載された作品で、Wikipediaの記事によれば、実写映画は2026年10月23日に公開された。道枝駿佑と安斉星来という「W王子」が初恋の不器用さを119分かけて描いた作品として、観客からも涙の声が上がっていると映画評論ブログで報じられている。また、バレーボールの挫折を経て女優の道へ進んだ安斉の歩みについて、au Webポータルも詳しく紹介している。
よくある質問
『うるわしの宵の月』はいつ公開されましたか?
2026年10月23日に公開され、現在劇場で上映中です。
安斉星来が演じた役柄は?
高校1年生の滝口宵です。「王子」と呼ばれる容姿端麗でスマートな振る舞いの女子高生を演じました。
安斉星来はなぜ涙を流しましたか?
夏祭りのシーンで台本にない涙が自然とあふれたことと、思うように演じられず初めて現場で悔し涙を流したことの二つの涙が語られました。
原作はどの雑誌で連載されましたか?
講談社の「デザート」で2020年9月号から2026年12月号まで連載されました。
