俳優の柄本佑が10月24日、東京都内で開かれた映画『このごにおよんで愛など』(11月27日公開)のジャパンプレミアに登壇し、作品名にちなんだテーマトークの中で、自身の「推しグッズ」収集、とりわけTシャツ集めがやめられないと語った。
同イベントには長澤まさみ、石橋静河、落合モトキ、松井ケムリ、のせりん、広瀬奈々子監督も出席。出演者それぞれが「この期に及んで愛してやまないもの」をフリップに記し、思いを語る趣向でトークは進んだ。
柄本佑が明かした「やめられないもの」とは
柄本は壇上で恥ずかしそうに「何を間違えたか、この期に及んで自身がやめられないものを書いています。どっかで勘違いしたらしい」と切り出し、「推しグッズの収集がやめられない」と記したフリップを披露した。この報道はExciteの記事によるもので、当日の会場の様子が詳しく伝えられている。
中でもTシャツ集めがひときわだという。柄本は「好きな映画や好きなキャラクターのTシャツがギチギチに入っていて閉まらないんですよ。なのに集めてしまう」と告白し、「そんな自分を嫌いにはなれない」と笑いを誘った。
柄本佑は1986年(昭和61年)12月16日生まれの俳優で、京都府生まれ、東京都育ち、アルファエージェンシー所属とされる(ウィキペディアの柄本佑の項目参照)。高校在学中に映画『美しい夏キリシマ』のオーディションに合格し、 screen の世界に入った経歴を持つ。
共演者たちの「愛してやまないもの」
広瀬監督は「映画館」、長澤まさみは「家族」とフリップに記し、それぞれの思いを語った。家族を愛するものとして挙げた長澤の姿勢は、日本の伝統的な家族観を思わせる穏やかな場面だった。
石橋静河は自身を「筋金入りのアルパカ好き」と紹介。「前世はボリビアのアルパカ飼いだったんじゃないかと」と語り、会場の笑いを呼んだ。
落合モトキの愛は自然薯に向かった。「焼いて良し、すって良し、蕎麦に入れて良し、鍋に入れて良しで、この期に及んでいろんな顔を見せてくる」と語り、日本の食文化の豊かさを感じさせる一幕となった。
松井ケムリはふりかけ愛を熱弁した。「ご当地ふりかけ」があると「全部買っちゃうんですよ」といい、「この前全部買ったら、1個猫用のかつお節でした。そういうミスもあったんですけど、そんなことがあっても、この期に及んでもふりかけを愛しています」と明かした。
のせりんは「グリルズ」と記し、「歯につけるジュエリーがあって、知り合いが僕の歯型を持っているので、いつもお願いして作ってもらっています」と笑みを浮かべた。
『このごにおよんで愛など』はどんな映画か
本作は広瀬奈々子監督の長編映画第2作となるオリジナル作品である。広瀬監督は是枝裕和監督や西川美和監督のもとで監督助手を務め、柳楽優弥主演の映画『夜明け』(2019年)で監督デビューを果たした。既存の価値観にとらわれない作品をつくりたいという思いから、撮影監督ヤオ・ホンイーら台湾のスタッフを迎え、日台合作の意欲作として製作された。
物語は、愛する人と共に生きることに迷い悩む3人の愛を描く。絵本作家の小島詩(長澤まさみ)と保険会社に勤める夫・小島杜夫(柄本佑)は結婚3年目の夫婦。杜夫が「そろそろ子どもをつくらない?」と提案するのを詩ははぐらかす。実は詩には、夫に言い出せないまま関係を続けている恋人、担当編集者の倉持潤奈(石橋静河)がいた。
ある日、詩は「3人で子どもを作る」と提案する。戸惑う杜夫と潤奈だが、共に暮らしていくうちに関係は変わり、ついに潤奈の妊娠が発覚する。婚姻と家族の在り方に正面から向き合った物語であり、観客一人ひとりに問いを投げかける内容となっている。
同作の報道はYahoo!ニュース(オリコン発)でも伝えられており、関心の高さがうかがえる。
作品に寄せる期待
映画館を「愛してやまないもの」に挙げた広瀬監督の姿勢は、スクリーンで作品と向き合う体験の大切さを改めて示すものだろう。日本映画の伝統を受け継ぎつつ新しい表現を追い求める本作が、11月27日の公開でどのように迎えられるか、注目される。
柄本佑はなぜTシャツ集めがやめられないの?
10月24日のジャパンプレミアで、柄本佑は好きな映画やキャラクターのTシャツが引き出しにギチギチに入って閉まらない状態でも、つい集めてしまうと明かし、「そんな自分を嫌いにはなれない」と語った。
『このごにおよんで愛など』はいつ公開される?
2026年11月27日に公開される。長澤まさみ、柄本佑、石橋静河が演じる3人の愛の物語を描く、広瀬奈々子監督の長編第2作である。
ジャパンプレミアには誰が登壇した?
10月24日、東京都内で行われたイベントに、長澤まさみ、柄本佑、石橋静河、落合モトキ、松井ケムリ、のせりんの出演者に加え、広瀬奈々子監督が登壇した。
